研究会セッション

学会傘下の研究会と連携して以下の「研究会セッション」を開催します.

研究会セッションは,各分野の専門家であり研究会から選ばれたコーディネータによって企画・実施されます. これにより発表者にも聴講者にも有益で楽しめるセッションを実現します.

いくつかの研究会セッション(PPLISSFOSEITECHDSWEIN)については,一般の登壇発表の一区分として発表募集します.この場合,各研究会主催のワークショップ等と研究会セッションの両方で同様の内容の研究を発表することや,一方で発表した研究を発展させたものを他方で発表することも可能です.

いくつかの研究会セッション(MACC)については,発表募集をせずに研究会の特色を生かしたセッションが企画されます.発表募集のある研究会セッションについても,発表申込状況によってはコーディネータによる企画の可能性があります.

プログラミング論(PPL)研究会セッション

プログラミング論研究会では毎年PPLワークショップを開催しています。 研究会はこのワークショップが、研究成果の最終発表をする場であるだけでなく、研究の中間成果を発表し、他の参加者と活発に議論することで、その研究の発展につなげる場となることをねらって運営しています。本セッションは、そのPPLワークショップの雰囲気を再現すべく、研究会運営委員からのコーディネータが当日セッションに出席して、会場の議論に参加いたします。

コーディネータ
五十嵐 淳 (代表,京都大学)
岩崎 英哉 (電気通信大学)
胡 振江 (国立情報学研究所)
首藤 一幸 (東京工業大学)

マルチエージェントと協調計算(MACC)研究会セッション

マルチエージェントと協調計算(MACC)研究会は,毎年,電子情報通信学会,情報処理学会,そして人工知能学会と協力し学会横断的な「合同エージェントワークショップ&シンポジウム」JAWSを共催しています.今年度の大会では,「エージェントシミュレーション」というテーマを設定し,第一線の研究者を招待した講演会を企画しています.

(追記) ※講演者が決まりました:

コーディネータ
大沢 英一 (公立はこだて未来大学)

インタラクティブシステムとソフトウェア(ISS)研究会セッション

WISSというワークショップを毎年開催しているISS研究会は,インタラクティブシステムとソフトウェア研究の発展に寄与することを目的とした研究会です. 本大会のISSセッションでも,WISSと同じく,GUI,視覚的プログラミング,情報検索,CSCW,エージェント,仮想現実,拡張現実,実世界指向インタフェースなど,人間とシステムとの様々なインタラクションについての研究発表を広く募集します. ふるってご応募ください.

コーディネータ
志築 文太郎 (筑波大学)

ソフトウェア工学の基礎(FOSE)研究会セッション

ソフトウェア工学の基礎研究会では,毎年,FOSEというワークショップを開催し,ソフトウェア工学の幅広い研究のための議論の場を研究者や技術者に提供しています.本大会のFOSEセッションも同様に,ソフトウェア工学に関する研究発表を対象とします.今年は,特に,FOSE2011との連携を考慮し,FOSE2011のポスター・デモセッションでの発表につながるような萌芽的な研究,ソフトウェア開発支援ツールの紹介や適用事例,新しいソフトウェア工学的手法を用いたソフトウェア開発事例,などの論文を歓迎します.手法がまだ明確に確立していない研究や,有用性が現時点では良く分かっていない研究やツール,さらには修士論文や博士論文の中間報告等でも大歓迎です.

コーディネータ
杉山 安洋 (代表,日本大学)
丸山 勝久 (立命館大学)
沢田 篤史 (南山大学)

インターネットテクノロジー(ITECH)研究会セッション

インターネットテクノロジー研究会では毎年インターネットテクノロジーワークショップ(WIT)を開催し、またインターネットコンファレンス(IC)を共催しています。 本大会のITECHセッションもWITやICと同様に、インターネットのアーキテクチャ、プロトコル、アプリケーションなどに関する研究発表を広く募集いたします。

コーディネータ
明石 修 (NTT未来ねっと研究所)

ディペンダブルシステム(DSW)研究会セッション

ディペンダブルシステム研究会 (DSW) では,毎年,ディペンダブルシステムに関するワークショップとシンポジウムを開催しています. ご存じの通り,ディペンダビリティの研究は分野横断的な側面が多々あります. DSWセッションでは,全国大会の場を利用することで,規定の分野にとらわれない活発な議論の場を提供することを目指しています. 日頃からディペンダビリティに関心のある方はもちろんのこと,ちょっと覗いてみようという方まで幅広い分野からの研究発表を募集します. この機会にふるってご応募下さい.

コーディネータ
河野 健二 (代表,慶應義塾大学)
光来 健一 (九州工業大学)
前田 俊行 (東京大学)

ネットワークが創発する知能(EIN)研究会セッション

JWEINというワークショップを毎年開催している本研究会は,「ネットワークダイナミクス,ネットワークが創発する知能」をキーワードとして,本学会が中心となり,コンピュータサイエンス,物理,化学,生物,経済,社会学など様々な分野の研究者の交流の場を提供,当分野の世界における高いアクティビティを発揮するとともに,国内研究者の裾野を広げることを目指しております. 本大会の研究会セッションでも,JWEINと同じく,スケールフリーネットワーク,スモールワールド,集合知,ネットワーク系マルチエージェント,自己組織化および創発モデルWebダイナミクス,Web構造マイニング,ソーシャルネットワーク,複雑系などに関連します様々な研究発表を広く募集します.ふるってご応募ください.

コーディネータ
栗原 聡 (大阪大学)